2010年03月30日

サッカー日本代表・セルビア戦

 サッカー日本代表の、セルビア戦に向けてのメンバーが発表されましたね。岡田監督の言葉では、本番(ワールドカップ)のメンバーは7割決まっているとのこと。セルビア戦では、残りわずかな枠を巡って、ボーダーライン上の選手たちのアピール合戦が白熱しそうです。

 


 ところで、最近はサッカー日本代表の不人気が囁かれたりしていますよね。Jリーグは元々、創成期のバブル期以外はそれほど騒がれてはいませんが、それでもワールドカップ関連となると、普段サッカーを観ない方たちまで非常に熱く注目していたものです。

 ドーハの悲劇、ジョボールバルの歓喜、地元開催でのベスト16進出と、一歩一歩日本サッカー界は順調に階段を上っていったようにも見えます。明治維新後の日本国のように。

 中田英寿の登場、黄金世代の世界大会準優勝と、世界に追いつく日ももしかしたらそう遠くない未来なのかもしれない。そんな幻想を、私たちに感じさせてくれるような時期でした。上記の中田英寿及びゴールデンエイジに柳沢敦や中村俊輔を加えて望んだシドニーオリンピックは、ベスト8で敗退したものの日韓ワールドカップ、さらには次のドイツワールドカップでの日本の大活躍を予感させるには充分な内容でした。



 しかし、今にして振り返ってみると、この頃が”坂の上の雲”状態だったのかもしれません。そもそも地元開催での決勝トーナメント進出がフロックだったのか、それともドイツワールドカップでのジーコの力量があまりにも物足りないものだったのか。おそらく、原因は一つ二つにまとめられるような単純なものではないのでしょう。

 ご存知の通り、地元開催でのワールドカップではたくさんの恩恵、アドバンテージがあります。日本の選手にとってはコンディション作りが楽でしょうし(実際にやっている選手たちチーム関係者には失礼な表現かもしれませんが)、ヨーロッパの選手たちにすれば逆になれない気候に苦労するでしょう。応援も大きく選手たちを後押しするでしょうし、組み合わせでも強豪国と同じ枠に入らないという有利さがあります。

 ドイツワールドカップでは、チーム内での亀裂も噂されました。メンバーを見渡せば、本当にオールスターのチームでしたよね、このときのチームは。就任早々黄金の中盤とされる布陣を配したように、ジーコ自信が能力のある選手を順に選んだというのもあるんでしょうけど、それにしてもなんと言うか”華”のあるメンバーでした。(こんなこと言うと、今のメンバーは華がないのかという話になるのですが・・・。)

 ドイツワールドカップを率いたジーコは、放任主義の監督とよく言われていました。代表に選ばれるレベルの選手たちは尊敬に値し、ツベコベ指示を与えずに個人の自主性を重んじる、的なことです。

 結果が出なかったということは、それが間違っていたとも言えるのかと言えばそんな単純でもないのでしょう。中田英寿選手などは最近発売された雑誌の中で、ドイツ大会のメンバーの精神年齢がフランス大会のメンバーのそれであったとしたら、かなりの所まで行けたと思う的な発言をしていました。



 話をセルビア戦、そして現在の岡田JAPANに戻しましょう。

 結論として、すっかり精神年齢が高くなったであろう黄金世代に、もう一度チャンスを与えようということです。元々技術のある選手たちが、チームのためにピッチの中でも外でも動き回る。

 そもそも、ワールドカップって、若手よりもベテランが活躍する印象がありますよね。大きな舞台では、何よりも経験がものを言うのです。


posted by ななせ at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。