2009年01月04日

坂の上の雲

 坂の上の雲、いよいよ今年の秋に放送されるんですよね。司馬遼太郎さんの小説はドラマ化が難しいと言われていますが、発表されているキャストを見ると、かなり期待が持てそうです。

 あらすじも、旅順要塞の死闘などを詳しくやるみたいなので、その辺りも期待大ですね。



 私が初めて『坂の上の雲』を読んだのは、今から3,4年ほど前。司馬作品は、それ以前にもいくつか読んだことがありました。それでも、あくまで幕末が中心。明治時代や日清・日露戦争を描いた本を読むのは、この『坂の上の雲』が初めてでした。映画だったら、『二百三高地』を何度か観てるんですけどね。

 この映画は、仲代達矢さん演じる乃木希典と丹波哲郎さん演じる児玉源太郎がとにかく素晴らしい。そして、小説『坂の上の雲』を読んだ後に観ると、面白さが倍増するのは言うまでもありません。



 大げさな言い方をするようですが、日露戦争って、日本史上に残る一大国家プロジェクトだったと思うんですよね。まあ、この辺の話は、『坂の上の雲』のなかで、司馬さんが詳しく述べていらっしゃるんですけどね。

 話を広げると、どうしても明治維新や太平洋戦争まで議論が及んでしまいます。何せ、開国間もない極東の弱小国が、ロシアという怪物国家と戦争をしてしまったのですから。欧米列強に追い付け追い越せでやってきた明治国家の、言ってみれば総決算だったわけです。そして、何とか勝つことができた。

 維新から約40年。そして、この40年後、敗戦が待っているわけです。そう言ったターニングポイント的な意味も、『坂の上の雲』というタイトルに含まれているのでしょうね。


posted by ななせ at 14:40| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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